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Nov 09, 2004

RFIDの危険性、と言う側面

 こちらも興味深いICタグ(RFID)のお話。特に「廃棄物から個人情報が流出?」の項では、ほほーーーーんと関心。

 ICタグは種類によっては再利用されるものもあるが、最終的には廃棄されることになる。しかし残念なことに、日本ではICタグの廃棄にフォーカスをあて、その問題点について十分に議論できていないようだ。(ITmedia エンタープライズ:大量のICタグをいかに生産・破棄するのか (1/2))より引用

 なるほど。確かに私を含めてICタグに期待を寄せる人々は、その利用によるステキな未来ばかりを空想するが、ICタグが持っている可能性は、そのまま危険性にも繋がりかねない。

 この記事で挙げられている主な危険は二つ。「個人情報流出」「環境問題」である。どちらもICタグに関わらず21世紀を生きるうえでは重要な問題とされるテーマだ。

 技術屋的な見地からするとICタグの個人情報流出は決して無い話ではないと思う。伝送距離がー!とか、データ量が多くないー!とか。そんな技術的なハードルこそ技術でいつか解決できるような物だから、余計にね。

 記事中に書いてあるように「どこで買ったどんな服を着ているか」も一発で分るし、ゴミ袋の中に入っているICタグを多くスキャンすれば詳細なライフスタイルまで明るみに。今は無理としても、いつかは屋外から高感度センサで一発スキャンっ!

 「えーっと、27歳独身、男性、彼女無し。こいつの総資産は24万えn……うわーっ、苦労してんなぁ。」

 とか、盗っ人に言われたりしたら……もう!怖すぎる……!(苦笑

 環境問題も深刻だ。一部のタグには重金属が含まれていると言うし、これを本当に可燃物として捨てる事が正しいのだろうか。

 全てのあらゆる商品についてから、廃棄の問題に取り組んではもう遅いと思う。今まで環境を破壊してきた全ての物がその辺の議論をすっ飛ばした結果だけに、広範な分野をカバーするICタグには当然環境への配慮が必須だが。

 記事によるとこれら2項についての論議は今現在殆ど無いと言う。ちょっとこれはお粗末過ぎるような。うーん、ザッツお役所仕事ー!って感じ。で、それに群がるIT関連企業……。

 技術が進歩しても変わらない日本の「お役所仕事ビジネスモデル」ってのはそろそろ更新しなきゃダメだと思う今日この頃。ITだったらISDNとか、良い参考例は沢山あるんだから学び取る事も重要ではないんだろうか。

#と、自分がこれから関わる業界について思いを馳せてみたり。

<関連記事>
ITmedia エンタープライズ:総論:RFID報道の大間違いを正す (1/3)
#えらい厳しい口調でRFIDの盛り上がりを盛り下げる記事ですよ、必読?w

空をかすめる: 野菜にも背番号
#えらい主体性の無い記事ですよ、読まなくても良いよw

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