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Sep 07, 2004

カープ、合併承認議決を棄権!  だが……。

 Yahooでもトップニュースになっていましたが、球団代表レベルでの合併承認議決を広島東洋カープは唯一棄権しました。

 広島は合併承認の議決を棄権した。両リーグ会長と当該球団を除く全球団が「承認」とした中での決断。非難も覚悟したうえでの棄権は、12球団で唯一、独立採算制をとる市民球団の特性からだった。鈴木清明球団副本部長(50)は「広島の政官民みなさんに今、カープは支えていただいている。親会社がない我々は、地元の支持がなければ球団経営は成り立たない。地元の方々が疑問や危機感を抱く合併を、承認することはできなかった」とその理由を説明した。(大阪日刊スポーツ・なにわWEB・カープ情報)より引用

 さて。こんな事を書くと、多くのカープファン、カープサイトの方から反感を買いそうなのですが。賞賛の声が飛び交う現状の中、どうしても書かなければ成らない事があるのであえて書きます。

 私としては、このニュースに大いに失望しました。

 と言うのは、棄権ではなく「反対」して欲しかった。って事に尽きるからです。また、明確に反対してくれる球団が、カープを含め、これで居なくなくなった事実に絶望を感じたからです。

 このカープの棄権で、カープを除く参加11球団中、賛成は11となり、球団代表レベルでの話し合いでは、合併は確定したと言っても良いのですから。後はオーナー会議でどう決議されるかを待つだけとなりました。

 2リーグ制維持、12球団存続が私の願いでした。1球団でも、声を上げ反対してくれる球団が登場すると言う願いは、真の意味では叶いませんでした。無念です。

 確かに、他球団は賛成の立場を取った。そして広島は棄権した。だが、真の意味でファンの声を反映すると言う事は、必ずしも議決から棄権してしまうことではない。そう私は思うからあえてこの記事を書きました。

 反対できない理由も分かる。大きなものには巻かれろ状態の現在の球界では、そんな行動を起こす事にさえ大きな代償が伴う。また、地域経済界を裏切る訳にも行かないだろうと理解できる。更に、ルールや法的には明確に合併に反対できる要素も無いからだ。

 それが分るだけに、反対を訴える1ファンとしては、やはり企業には一般人の思いだけでは立ち向かえないのか……と、何だか悔しいニュースと成りました。

 しかし、私たちファンの声も多少は届いたのだと感じる事が出来る出来事ではあったので、ある程度は評価したい。

 他11球団があくまでも親企業のご機嫌や収益のメリットだけを尊重するのに対し、市民球団と言うプライドを見せつけてくれたと思う。それは、確かに私にとっても嬉しい事だったし感動した。

 球界では、選手達が大幅な年俸カットを覚悟の上、それでも行動を起こしてくれた。カープ球団も、反対行動には至らなかったが誠意は見せてくれた。

 後は、我々ファンから野球を取り上げるような決議には、これからも私は1ファンとして微力ではあるが、反対して行こうと思う。

#この件については、時間がたつにつれて複雑な気分になっていきました。「広島東洋カープが棄権」と言う言葉が、果たして本当に私たちの望んでいたものだったのか、そしてこの事がどう言う意味を持つのか。そんな、私の個人的な思いをここに記すため、この記事を書きました。

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確かに、賛否両論分かれる決断であった事は事実だ。 近鉄・オリックスの合併決議において、昨日、カープは採決を棄権した。 「明確な意思表示をした」 ... [Read More]

Tracked on Sep 08, 2004 at 00:02

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