« プロ野球、新規参入委員会設置へ | Main | Livedoorの新球団は仙台に »

Sep 16, 2004

ハルウララと人間

 ハルウララ。彼女を取り巻く環境は、彼女を一頭の競走馬としては生かしてくれそうに無い。

 高知競馬(高知市長浜)でデビュー以来113連敗中の人気牝馬ハルウララ(8歳)が休養することになり、15日に高知競馬場を出発した。<中略>高知県競馬組合や調教師は反対していたが、安西さん側はこの日午前、予告なしに厩舎(きゅうしゃ)を訪れ、正午すぎにハルウララを運び出した。<中略>宗石大調教師は「安西さんは『約3カ月間放牧させ、その後は来年3月の引退レースに向け調整したい』と話していた。強引に連れていかれた」と戸惑い気味。(Yahoo!ニュース - 社会 - 共同通信)より引用

 オーナーのコメント → ハルウララファンの皆様へ

 おかしくないか?

 なぜ、ファンの多いハルウララの今後の予定を単独で強行したのだろう。ハルウララは競走馬である前に、オーナーのイチ所有物でしかないから?

 高知競馬が反対した理由はわかる(人気馬の休養は現状では認められない、汚い話、金の為)。しかし、例えば調教師が反対した理由と言うのは一体。

 それは、やはり、8歳馬への長期休養の影響があるからではないかと思う。次回、引退レースに直行すれば、半年の休み明けとなる。現在はレースに付いていくだけでやっとのハルウララが、半年休んで失う物はいかほどの物か。これを考えると、競走馬としては致命的な物になりかねない。

 勝たせるつもりなど無いから?それこそ、競走馬として命を吹き込んだ人間のエゴである。勝つことが前提で成り立つ競馬に参加させているのだから、サラブレッドの使命を全うさせるべきだとは思う。勝てないと判っているのであれば今日まで無理やり走らせる必要など皆無だったはずだ。

 また、安全に走らせたいのなら、ムチを入れて競争を強いる必要など全くないのだ。100連敗後にも13戦も出走させて、今更何を言うのだろう。と感じる。もう十分高知競馬にも貢献したし、もう少し早い段階での引退は実現できなかったのか。

 この事を踏まえ、今回の件を単独で強行させたことで、私の中に様々な疑問や不信が芽生えた。もちろん、話題が先行し、事実と異なる所があるのかもしれないが。

 しかしながら、放牧以外にも彼女の為になる事は他にもあるかもしれない。この決断を、単独で強行することでは無いはずだ。現時点の情報を読み解くとそう思う。

 今の所、この闇が晴れる気配は無い。詳しい説明や情報が無い現在では、ただただハルウララの不運を案じるばかりである。より彼女を取り巻く環境が鬱陶しくなった、とも考えている。

 こうなった以上、勝てよ、ハルウララ。

#一体、誰の為の今回の放牧だったのだろう。

<関連記事>
空をかすめる: 161回負けた馬と106回負けた馬

|

« プロ野球、新規参入委員会設置へ | Main | Livedoorの新球団は仙台に »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1924/1446838

Listed below are links to weblogs that reference ハルウララと人間:

» ハルウララ拉致? 美談は崩れ落ちるのか (前編) [馬券日記 オケラセラ@馬耳東風]
先日 「泥沼化するイラク情勢とハルウララ」と題した記事を エントリーさせていた [Read More]

Tracked on Sep 16, 2004 at 13:24

» ハルウララ、事前通告無しの連れ去り [FUKUHIROのブログ]
地方競馬・高知競馬場所属のハルウララが 調教師・競馬場側との対立によりオーナーが栃木県の牧場に 連れ去られたことがわかった。 調教師・競馬場側は「1レ... [Read More]

Tracked on Sep 16, 2004 at 18:55

« プロ野球、新規参入委員会設置へ | Main | Livedoorの新球団は仙台に »