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Apr 20, 2004

タガタメ NO BORDER

 凄いニュースが19日付でリリースされてました。

 日清 カップヌードル

 タガタメが、日清カップヌードルのキャンペーンソングと成りました。

桜井和寿からのコメント

「インパクトのあるメッセージソング」として、ラジオから流れていた「タガタメ」。 様々な連鎖を経て「POPソング」になろうとしている。 ふとしたとき、意味もなく口ずさんでしまう「POPソング」は人の心の深層に刻まれ、作用していくのだと思う。 「タガタメ」にとってそれはとても価値の有ることだ。(TOPICS)より引用

 カップヌードル。開発したのは日清の創業者、安藤さんだ。

 安藤さんは、戦時中、露天で売られるラーメンに集まる人だかりを見て、ラーメンを、もっと多くの人に気軽に食べて欲しいと願い、自分や家族も生活が苦しい中、即席ラーメンの開発を始める。味から製法まで、苦心を極めたと言う。

 この時考案されたのがチキンラーメンだ。

 そして、チキンラーメンを初めとする袋入り即席麺が日本で定着しだした時、安藤さんは世界中でこれを食べて欲しいと願い、アメリカを手始めに、世界進出を開始する。

 だが、売り上げは全く伸びなかった。苦心した独自の味付けが、世界の人に受け入れられなかったのだろうか。そんな苦悩もある中、ある発見がラーメンのグローバル化に拍車をかける。

 カップにラーメンを入れて売る。それが答えだった。

 アメリカにどんぶりは無かった。だからこそ受け入れられる事は無く、正しい調理法、調理後のラーメンを知らないアメリカ人には、チキンラーメンは定着しなかったのだ。

 そこで、どんぶりでなく、世界的に馴染みのあるカップ型容器に、最初から必要な全ての物を詰め、お湯を注ぐだけで作れるようにしよう。と言う事で、「NO BORDER」カップヌードルは誕生した。

 1971年の事だった。

 その後のカップラーメンのグローバルな展開は、多くの人がその舌を持ってして知っていることだと思う。まさにノーボーダー、国境無き食文化と言うのは、カップヌードルがまさに先駆者だった。

 2004年。Mr.Children、「シフクノオト」リリース。

 私服の音と言う意味を持ち、気兼ねなく聞いて欲しいと願われたこのアルバムと、この手軽な世界食、カップヌードルはある意味で通じる所があった。

 そして、日清でCMを作ろうと言う動きがあったとき、特にメッセージの強いタガタメが選ばれる事となった。

 子供らを被害者に 加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう? (タガタメ)より

 一人の父親として、桜井和寿が放ち、多くの物議をかもし出したこの一節が、カップラーメンの「NO BORDER」、あらゆる人に食と言う文化を通して伝えたかったとされる、そんなこの企画にがっちりとフィットしたんだろう。

 多くの物議を巻き起こさせるきっかけに。と言う桜井さんのしたたかな計算があった事が推測されるタガタメだけに、日清を動かすまでに至った事は大きな事件だ。

 2004年4月23日。ラジオからアルバムへ。そしてテレビへ。

 より開かれた世界に投げ出されたタガタメは、一体どう人々の耳に届くのだろうか。

 ただ、私が願わずには居られないのが、どうかこの曲を聴いたなら、少しだけ時間をとって考えて欲しい。

 世界中に張り巡らされた境界線を取り払うため。そして世界中の悲劇をなくすため。また、貴方の心に潜む様々な悩みや闇について。

 どうすれば良いのだろうか。と。

 例えそれが困難で、自分ひとりではどうすることも出来なくても。その方法をイメージ、考えることにこそ意味がある。そう思う。

 かつて、世界の食文化に衝撃を与えたカップヌードルは、一人の人間の希望から作られ、多くの人々の胃の中に吸収されていった。

 Mr.Childrenも、また。人間の衝動に絶望し、深海の中へ沈んでしまっても、それでも果てない光をイメージし、メッセージの連鎖の中、タガタメは生まれた。

 大げさかもしれないけど、考える事から世界は救える。人間のエゴかもしれないが、人間がここまで複雑にした世界なのだから、解決する事が出来るのは、当事者たる人間だけではないだろうか。


 おまけ。

Mr.Children New Single
「Sign」
2004.05.26 on sale

1.Sign
2.妄想満月
3.こんな風にひどく蒸し暑い日

TOPICS)より引用

 オレンジデイズに提供されていた「Sign」まだ聞いたこと無いんですけどシングル化決定しました!

 今度は久しぶりの3曲構成!凄く期待できるし、多分どれかアルバムに収録されないだろうから絶対に買わなきゃダメです!イメージしてください!この曲を!(笑)

#タガタメは、今でも聞くと複雑な思いがします。歌われている事が尤もであると同時に、それがまかり通らない現在のギャップに苦しむから。

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