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Feb 26, 2004

日本の試算事情

 昨年公開された人気映画「釣りバカ日誌14」の舞台となった高知県のロケ支援委員会は26日、上映による観光客増加や宣伝などがもたらす経済効果は約28億円とする試算をまとめた。  同委員会は、映画入場者約60万人のうち、高知県を訪れる観光客が年間約6万人増加すると想定。経済効果は約22億円に上ると試算した。(Yahoo!ニュース - 社会 - 共同通信)より引用

 どう試算すれば、映画を見終わった人の10分の1も現地を訪れるなんて試算が成り立つのでしょう。その、10人に1人が見に行くと言う計算の大元の根拠は何のデータから来てるんでしょうか。こちらはまだ結果が出ていませんが、かなり無責任な試算だと私は思いました。

 それは、私の地元も舞台となった「釣りバカ日誌スペシャル」でも証明されている事です。

 「今年度はJRタワー開業の勢いで、運輸収入を前年度比プラスにする大きなチャンスだった。だが、現状では下回り、緊張感と強い危機感を持って臨まなければならない」。札幌市中央区のJR北海道本社。小池明夫社長(57)は今年1月5日の新年の仕事始めで、集まった課長職以上、駅長ら幹部約200人を前に檄(げき)を飛ばした。  (中略)  高さ169メートルを誇る巨艦・JRタワー。延べ来館者は4200万人(1月末現在)と、すでに年間来館者予想の2倍を超え、すば抜けた集客力を示す。だが、JR北海道はその波及効果を鉄道事業に十分生かし切っていない。(Yahoo!ニュース - 北海道 - 毎日新聞)より引用

 幾らなんでも、タワーが建てば電車の利用が増えるなんて試算はよくないと思います。前年より下回るなど言語道断です。良く社長切られませんでしたね。

 タワーの方は目的を1年間で2倍達成していますが、これも長期的に見ると怪しいものです。なぜならば、そもそもこういうランドマークの初年度予想を、初年度の実際の結果が下回ったなんて話、早々聞かないからです。そして大抵数年後には下回りだし、フェードアウトしていくと言うパターンまで出来ています。

 何倍もの観光客が訪れ、そして現在では閑古鳥が鳴く瀬戸大橋が良い例でしょうか。

 両方とも、本日のYahooのトップニュースをさらった記事ですが、日本の試算における安易さと言うのには驚きますね。「大甘」だと思います。終わった後に受動的になるのも慣例ですか。

#計算が得意な民族であるはずなんですがね。

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