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Jan 08, 2004

火星の地表

 火星に降り立ったSpiritが、ついにカラー画像を送る事に成功したようです。例えばNASAの公式サイトに行けば以下の記事を読む事ができます。

 Mars Exploration Rover Mission: Mars for Press

 和訳要約すると、「これが私達が待ち望んだ最も解像度の高いカラー写真だ!」とか書いてありました。それと火星探査の歴史とSpirit技術の説明。今後の展開などが列挙されています。同じような記事を日本語で読みたい方は日本惑星協会のWebでも公開されていますからどうぞ。 → 記事

 そしてこれが最も大きなサイズの画像だそうです。心して見るように。 → http://marsrovers.nasa.gov/gallery/press/spirit/20040106c/P2302-540-361.jpg

 へぇ。最も解像度が高いんだ……。何処のCCDを使ったのやら、とか思うわけですが。多分地球より暗いでしょうし、その中でちゃんと色まで撮影(光源は何だろう?)できているのは凄いですね。へぇ。

 けれど、なんだか今まで見ていた火星の地表モデルと何ら変わらない……。逆に言えば地表モデルが精巧だった訳なんですが、あまりにも写真は「火星」し過ぎていて面白くないですね。ゆでダコの一匹でも横たわっていれば大事件なんですけど。

 火星を遠巻きに眺めてる時代の方がロマンが会って良かったなぁ、ガリレオの時代は良いのぉ。とかまでは思わない物の、ここまで「現実」だと……。空が青けりゃ、「ゴビ砂漠の写真だよ。」と言われて納得する人も居るかもしれない位ありきたりな風景……。

 で。散々ケチ付けて置いてなんですが(「のぞみ」に対する日本人なりの配慮、かな)、このSpiritにはもう1つ大きな使命があります。それは、着陸したクレーターは昔は湖であったと考えられているので、ここの土壌をSpritに装着された削岩機で収集し分析する事で、火星に水があったのか。生物はいたのか。の証拠を掴むと言う大変重要な任務です。

 この結果次第で、我々庶民に直接関係無いものの、人類史上大きな成果を得る事になるでしょう。異星に生物は存在し得るのか、と言うテーマにおいて最も身近な根拠になることは間違いないですし。

 あと数百年後にはすっかりテラフォーミングされて青い火星が誕生しているかもしれません。今が赤い火星の見納めですよ、皆さん!

 えー、長生きしましょうって事で(無理)

#筆者は宇宙に興味はあるものの知識は全くありません、あしからず。

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